「美雨」ちゃんの健康を考えて、当面、公開は11時から1時間程度とのことでしたので、入園すると途中を全部すっ飛ばして真っ先にアマゾンのエリアへ向かいました。ズーラシアは、生息地域別のレイアウトになっていて、入り口から順番に見て回ると、アマゾンはほぼ出口近くになります。土曜日で、はじめの方のエリアはとてもにぎわっていましたが、途中からはほとんど人の気配がなく、メガネグマの放飼場の前で、明らかに「美雨」ちゃんお目当てのかたが数名、お姫さまの登場を待っているだけでした。
 11時10分ぐらいになって、それまで放飼場にいた「ルイス」くんと入れ替わりに、飼育担当のかたが入って、プールの水を抜いたり、ボールや木の枝などの置き場を変えたりしました。赤ちゃんグマが安全に遊べる配慮だと思います。
 飼育のかたが退がると、「プッペ」おかあさん、続いて「美雨」ちゃんが出てきました。おかあさんは草の生えた斜面がお気に入りのようで、そこに木の枝を持って行って、デンと座ったきりこちらに背中を向けて食べ続けていました。「美雨」ちゃんはとても元気そうで、タケノコやタイヤなど何にでも興味を示します。跳ぶようにして走り回り、木登りも上手にこなしていました。
 


(2004年5月16日up)
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