ハマコさんのこと、すこしだけ

 10月7日に、横浜市立野毛山動物園のインドゾウ「ハマコ」さんが、59歳で亡くなりました。詳しくは、野毛山動物園の公式サイトをご覧ください。
 また、私の好きなぞうさん専門サイト「パオパオランド」さんが、パオパオニュース11月号で「はま子さん特集」を組んでいらっしゃいますので、こちらもご覧ください。(私の投稿もお仲間い入れていただいております。)


《ハマコさんの思い出1》 サマースクールのこと

 都内で育った私にとって、ぞうさんといえばインディラさん、ジャンボさん。ハマコさんとのおつきあいは実はそんなに長いわけではありませんでした。それが、他のどのぞうさんよりもハマコさんに惹かれるようになったきっかけは、3年ほど前の飼育体験だと思います。
 今でこそ秋口に行われているこの企画、当時は暑い盛りの夏休みイベントでした。ハマコさんの寝室のお掃除をさせていただいたのですが、ぞうさんのうんちは1個が1キロ近く(たぶん)あって、それと敷きワラを一緒にスコップですくうのに、汗みどろのヘロヘロになりました。あらかじめ参加者の年齢を聞いておきながら、なぜこんな重労働が割り振られたのかと半ば恨みました(笑)が、そのあと、ハマコさんに触らせてもらったりお芋をあげたりしました。
 はじめてぞうさんの口の中に手を入れさせてもらった感激もさることながら、そのときいろいろ教えてくださった飼育担当のKさんとハマコさんとの深く穏やかな信頼の絆を見た思いがし、むしろそのことに大変感銘を受けました。その日からハマコさんに会いに行くのが以前に増して楽しみになりました。

鬢の白髪がおしゃれ!
この写真は去年の秋のものです
サマースクールの際は撮影の余裕などなく…

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